住居を購入するとき、多くの人は住宅ローンを組みます。
そのときに迷ってしまうのが固定金利にするか変動金利にするか、という問題。
個人的にも昨年住宅を購入し、固定金利か変動金利かについて少し迷いました。
ネットで調べてみたり、知人はどちらにしているかなど尋ねてみたり。
でも結局、選ぶときの最適な基準はこれかなと思いました。
自分の資産運用のタイプを基準にきめる
結論は、自分の資産運用のタイプを基準にきめるのが一番かなと思います。
もし自分のお金をある程度投資に回しているような人なら変動金利で良いのではないかと。
たとえば株式投資や投資信託といったようなものに投資しているような人の場合です。
逆に自分のお金を基本的には投資に回さずに銀行に預けていてリスクをとらない人なら固定金利にしたら良いのではないかと。
変動金利は投資と同じ感覚
要するに変動金利というのは将来的に金利上昇する可能性がある。
だからハイリスクです。
でももしこの先も金利が上昇しない、または上昇が緩やかであれば固定金利よりも利子の額が少なくてすみます。
要するに金融商品でいうとハイリスク・ハイリターンの商品と同じ感覚です。
固定金利は銀行預金と同じ感覚
一方で固定金利は、利率が固定されているのですから将来的に金利が上昇するようなことになっても住宅ローンの返済額には影響が出ません。
変動金利よりは利率が高く設定されてはいますが安全面を優先させるならこちらになります。要するに金融商品でいうとローリスク・ローリターンの商品のような感覚です。
どちらが得かなんて人に聞くことではない
実際のところ、私も住宅ローンを借りるときに変動・固定のどちらがいいのか人に聞いてみたりもしましたけれど、結局のところどんな金融や経済の専門家に尋ねようが答えはもらえません。
だいたい5年後10年後の経済状況が見通せる人なんてその道でどんなにエキスパートであっても一人もいないのですから結局は自分で決断するしかないわけです。
逆に人の意見を鵜呑みにして自分のスタイルに合わないほうを選んでしまった場合、その後、不安やストレスを感じながら暮らしてゆくことになるかもしれません。
実際、私は変動金利にしましたが、私自身は株式投資などを長年やっていて投資にはアレルギーがない人間です。
そんな性格ですから、もし私が固定金利を選んでいたとしたら、堅実すぎておそらく後悔していたのではないかと思います。
金融投資をしているような人なら変動金利で
まとめると、金融投資をやっているような人は変動金利。銀行預金のみの安定タイプなら固定金利、これが一番納得感がでる形かなと思います。
くれぐれも「お隣の○○さんが変動金利のようだから我が家もそうしよう」などというような人まね発想はしないように注意したほうがよいです。
こんにちは
プロフィールは
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