《心が折れたときの備え》災害に備えるのと同じくらい真面目に考えてみる

トラブルに巻き込まれたり、思わぬ失敗をしてしまったりで心が折れてしまうようなことは不意に訪れるもの。

いざそういう状態になってしまうと、早く気持ちを立て直したいともがくものの、具体的にどうしたらよいか途方に暮れてしまうものです。

目次

気分を立て直す術を災害に備えるのと同じくらい真面目に考えてみる

心が折れたとき、またはそこまでいっていなくてもなんだか調子がでないとき、自分にとって気持ちを立て直す術が分かっていれば速やかに回復できます。

前もって心が折れたときの対策がキチンと把握できていれば良いと思うのです。

危機に対する備えです。

でも実際には、そんな事前の用意というものはなかなかできないものだったりします。

それって、なんだか地震などの災害に備えて災害グッズを準備しておかなくてはならないのに、後回しにしていてそのうち忘れてしまう、というのに似ています。

地震などの災害への備えがとても大切なのと同じように、心が折れたときの備えも大切です。むしろ確率的には心が折れるようなことが起こる頻度のほうが高いです。

ウツな気分は雑草と同じ

心が折れると憂鬱な気分になります。

トラブルや失敗に遭遇したのだから落ち込むのも仕方ない、とそのまま何日も放置してしまうと、そのうちそのウツな状態が定着してしまう可能性もあります。

できるだけ早くいつもの精神状態に戻る努力をしたほうがよいです。

ウツな気分は雑草と同じかと。

小さな芽を摘まずに放置しておくと、気づいたらといつのまにか雑草で埋め尽くされる可能性もあります。

そういう状態になったら、なかなか自力で回復させることができなくなるでしょう。

そうなる前に小さい芽のうちに気分を立て直して芽を排除してしまったほうがよいです。

気持ちを立て直してくれるものをコレクションする

自分が過去に立ち直ったきっかけを思い出してみます。

「あの映画を観た」「ノートに気持ちを書き連ねた」「ぐっすり眠った」「カラオケに行った」など、思い出せるものがあるはず。

もしあれば、それはかなり有力候補です

音楽、言葉、本、映画、画像などの中に、自分の気持ちを奮い立たせてくれるものがないか、気分を思い切り上げてくれるものがないか、日ごろからアンテナをはって集めておいたらよいです。

自分を危機から救うのは、周囲の人の愛情とかお金とかよりも、意外とこういうものだったりします

家族や友人は自分を心配してくれる存在かもしれませんが、常に自分が期待するような励ましの言葉を与えてくれるとは限りません。

とはいえ、自分の持ちを立て直してくれるものはそんなに数が多くないし、すぐに思い浮かぶものでもないと思います。

日常の生活の中で、こころに響いて気持ちを持ち上げてくれる言葉や音楽などでピンとくるものがあれば、手帳に書き留めたりして忘れないようにコレクションしておくことをおススメします。

頭の中だけで覚えておこうなどと思っても、絶対に忘れてしまいますから。

備えあれば強力な助けになる

年末に注文していた災害用品(長期間保存できる水と簡易トイレ)が最近届きました。

災害は怖いし不安なので、ときどき災害用品を見直しています。

それと同じように、自分にとって気持ちを立て直せるモノが何かについても、ときどき意識して考えてみて常に備えておきたいものです。

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