以下の記事にも書いたのですが、勝間和代さんがとても印象深いことを本にかいていらっしゃいましたので引用したいと思います。
ご本人の著書(勝間式ロジカル不老長寿)にあった一節です。
年金生活の最大のリスクを一言で言うと、
アップサイド・ポテンシャル(上昇余地)がいっさいないこと
これに尽きると思います。
アップサイド・ポテンシャルを失った状況では、明るく生きる自身も失ってしまうということになります。
本当にそのとおりだと思います。
常々考えていることなのですが、人間が幸福を感じていられるのは「努力している結果として、少しずつでも成長できている、良くなっているという感覚」が必須だと思っています。
何もしなくても年金が自動支給されてその範囲内で暮らしていく、という生活になってしまったら、達成感などの刺激が得られにくくなり、心身の健康を維持することについていうと、働いているときよりも難易度が高くなるのではと思うのです。
年金を一円でも多くもらおうなんて発想自体を捨ててしまう
そこで発想の転換です。
年金をあてにしない。
年金を一円でも多くもらおうなんて発想自体を捨てる。
そして、その代わりに、どうすれば現役として働きつづけられるかを模索してゆく。
正直、私のような、特別才能も実績もない人間にはハードルが高い意識です。
でも自分の性分などを考えると、この目標をもって人生の後半を生きることに結構しっくりきます。
世の中には大きく2種類のタイプの人間がいると思います。
・ 目標など考えずにできるだけのんびりとラクに行きることに幸福を感じるタイプ
・ 目標設定して実現していくことに幸福を感じる タイプ
私はどちらかというと後者のほうなので、この目標を自分に課すことによって今後の人生にも意欲がわいてきます。
年金はいよいよ現役が厳しくなったときの保険ぐらいにしてしまう
年金を一円でも多くもらうという発想を捨てて、行ける限りは現役で行くという覚悟をするのです。
そしていよいよ現役は無理となったら、年金をもらうのです。
要するに、年金は万一の「保険」的な位置づけにするのです。
「生活保護」的な位置づけととらえても良いですね。
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