せわしない日々の中でも、忙しいからといってやりたいことを先回しにしているといつの間にか年をとってしまいます。
仕事や家事が忙しいのはわかっています。
でもその忙しさを言い訳にして自分がやりたいことを後回しにしていたら、多分人生後悔することになります。
毎日少しずつでよいので自分自身のやりたいことをやってみると日々が充実します。
いくつかのやりたいことを「プロジェクト」として走らせてみたいものです。
いろんなプロジェクトを作って走らせてみる
でもやりたいことが何なのかそもそも分からない、ということもあるかもしれません。
そんなときは下のような図を作ってみるとよいです。
まず紙を用意して中央に自分自身を配置します。そしてその周囲に自分の大切にしていること、大切にしているもの、職業、取り組んでいること、趣味、特技などを自由に配置してゆきます。
たとえばこんな感じに。
ここでポイントは、各要素は種類でみたときに均一でなくてもOK。
例えば、「家族」と「ランニング」は要素として同種に配置するのはおかしいのでは?などと思わず自由に書いてしまいます。
別に誰に見せるわけでもなく、誰に説明するものでもありません。
自分がどんなモノやコトで形成されているかを自分自身で認識できればよいのですから。
自分自身の構成要素を眺めるとやりたいことが見えてくる
イメージ図を作ったら自身の構成要素を眺めてみます。
そして、たとえば「友人」をもっと作りたいなと思うのなら「ネットワークを拡げるプロジェクト」を設定してみたり。
または「英語」をもっと強化したいと思うのなら「TOEICで●●点を取るプロジェクト」とか「この単語集の単語を全部覚えるプロジェクト」を設定してみたり。
または、新たに「キャンプ」を趣味としてやってみたいんだ、という想いがあるなら「キャンプを体験してみるプロジェクト」とか。
To Doリストで少しずつ
まずは小さいプロジェクトを同時にいくつか設定して走らせてみると、気負わずはじめられるはず。
仮に大きな目標があるなら、それを細分化して小さいプロジェクトにすればよいです。
いきなり富士山の頂上に登ると思うと躊躇します。
ですが「とりあえず5合目から6合目まで行ってみよう」的な気持ちでいると気楽に始められると思うのです。
そして、毎日でも週末でもちょっとずつプロジェクトを進めていきます。
To Doリストを作ればタスクを実行しやすいです。
場を整える
取り組んでいるプロジェクトが趣味的なことであれば、そのプロジェクトを進めることに苦労は少ないかもしれません。
しかし仕事のための勉強だったり、生活向上のための取り組みだったりのプロジェクトであれば、いつもタスクにすんなりと取り掛かることができるとは限りません。
そんなときはカフェにいって気分を切り替えて取り組んでみたりなど、場所を工夫してみます。
コーヒー代の300円は人生向上のプロジェクトのためには安い必要経費です。
中断もぜんぜんOK
どうしてもプロジェクトが進められなくなったら、中断もぜんぜんOKという気持ちでいればよいのです。
中断するまでに取り組んだことはそれがわずかであっても自分の糧になっているはずですし、
急ぐ理由がないのならロングランの取り組みでよいと思うのです。
たとえば私などは英語をもう何十年もゆるゆると勉強しています。
恥ずかしながら途中で中断や挫折もたくさんあります。
でも少しずつでも向上している実感があります。
プロジェクトによって3年後、5年後の自分が創られる
一説によると人間の細胞は一年後にはまったく新しく入れ替わるそうです。
それと同じで、プロジェクトに日々少しずつでも取り組んでいれば、いつしか意外としっかりした趣味や特技になっているもの。
そして自分の一部になってゆくものです。
上で紹介したような自分自身のイメージ図を変化させ充実させる感覚で、夢や目標にむかって楽しみながらプロジェクトを走らせてみると良いです。
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