「お金」というと、何故さわやかな印象がないのでしょうか。
「貯蓄に励む」というと、なんだかどうしてもケチケチしたせせこましい印象になってしまうんですよね・・・
でも実際はむしろお金が多いほうがさわやかな人生が送れます。
良き人生を送るためにも貯蓄は大切です。
こんなマインドを捨てればどんどん貯蓄が増えて行く
世の中、全然お金がたまらない人ってたくさんいます。
そういう人たちは、なぜ自分は贅沢しているわけでもないのに貯まらないのだろう、と不思議に感じているものです。
でも実は、並みの生活していると貯金ってたまらないのが普通です。
たとえば・・・
結婚して、家を買って、車を買って、子供は2~3人いて、週末は外食に行って、おしゃれを楽しんで、年に一回は海外旅行に行って、・・・・などというのは絵にかいたような典型的な人生です。
このような平凡な生活をしているだけで、お金を貯める難易度は恐ろしく高くなります。
家計のやりくりに悩んだり、なかなか貯蓄額が増えないことにストレスを抱える日々になってしまいます。
「平凡」な生活を目指すといつまでたってもお金はたまりません。
皆と同じでないと恥ずかしい的なマインド
私の住まいの近所を散歩していると、建売住宅が5件ほど建っているエリアがあります。
そこには同じデザインの家が並んでいます。
そして、とても不思議なのですが、駐車スペースにも皆同じタイプの車が停まっているのです。
色も同じ黒で、車種は微妙に異なるようですが、車の大きさも同じぐらいなのです。
あるお宅が車を買ったら、その隣のお宅も同じタイプの車が欲しくなって購入するのでしょうか?
マネしているつもりはなくても無意識にそうなってしまうのでしょうか。不思議なことです。
こう書いている私でも、皆と一緒だと安心する性格ではあります。
これって日本人にとってはありがちです。
日本人の特徴です。
横並びの状態が安心するというような。
画一的なほうがむしろ恥ずかしい
でも冷静に考えてみると皆と横並びで同じことをする必要はないはずです。
皆それぞれ収入も違えば、好みや価値観も違う。
目指す人生の形もちがう。
成人したらみんなと同じものを所有して同じように経験しないと一人前ではないといった意識は不自然です。
「私の人生に〇〇はいらない」
もし真剣にお金を貯めたいと考えているなら、「私の人生に〇〇はいらない」というポリシーをいくつか決めてしまうとよいと思います。
要するに、一般的に皆が所有するようなモノや、経験するようなコトのうちのいくつかを、持たない、やらないポリシーとして宣言してしまうのです。
ポリシーを決めないで生きていると、なんとなく結局一般の人と同じ生活スタイルになってしまい、その結果、さまざまなことに出費をして、貯蓄がなかなかできないという状況に陥りますから。
たとえばですが、以下のうち、いくつかのポリシーを持つとか。
- 住宅は購入しない
- 結婚はしない
- 車は買わない
- 旅行はいかない
- 生命保険には入らない
- 飲み会はいかない
- 外食はしない
- 服はUNIQLO以外買わない
つねにポリシーを持った状態で生きる
「私の人生に〇〇はいらない」といったポリシーはライフステージの変化に応じて変更してOKなのだと思います。
たとえば「車は買わない」と決めていても、子供が生まれたら車はあったほうがよいかもしれません。
その代わりにその時期は、海外旅行に行かない、服は安いメーカーのものしか買わない、など代替のポリシーを決めたら良いです。
そして子供が大きくなったら、また「車は買わない」というポリシーを復活させたらよいと思います。
(ただ問題は、一度所有したものを手放すのはなかなか難易度が高いかもですが。)
とにかくいくつかのポリシーを常に持って、ついでにそれを周囲にも宣言してしまう。
それを自分の個性として生きてしまえばよいわけです。
浮いた分、確実に貯蓄が増えます
「私の人生に〇〇はいらない」というポリシーを常にいくつか持ち続ければ、その分の金額はまるまる貯蓄できることになります。
そして長い年月を経れば、その金額は膨大なものになるはず。
私の場合は「車を買わない」主義で生きてきました。
最近、住まいを買い替えましたが、もし車を所有していたら買い替えるだけの余裕はなかったと思います。
後悔しているのは、車を持たないのは分かっていたのに、自動車の免許は約30万円かけて取得したことです。
母親が当時、「運転免許証は身分証明書にもなるから必要」という不思議な考えを持っており、まだ若かった私は素直に教習所に行ったのを憶えています。
もちろん私の自費です・・・
よく考えたら30万円もする身分証明書なんてバカバカしいですが、当時は私自身も「免許持っているのが普通だし・・・」という、日本人にありがちな横並び思考がありました。
今となっては悔やまれます。
また私の場合、「私の人生に〇〇はいらない」に最近加えたのは、「美容院に行かない」というものです。
でもこれはちょっと恥ずかしいので、身近な人にしか言っていません(笑)。
ある意味、月々の固定費だった美容院代が浮くので長い年月ではなんだかんだでかなりの効果があると密かに期待しています。
その他、現在の私の場合は「お酒を飲まない」というのもあるかもです。
数年前に断酒をしたので、かつては毎日晩酌していた分の費用は浮いていることになります。
でも断酒をしたきっかけは健康に不安があったためなので、元々節約などの目的では無かったのですが。
もし贅沢しているわけではないのに貯金が全然たまらない、と悩んでいる人がいたら、以上のように「私の人生に〇〇はいらない」をいくつか決めてみて実践することをおススメします。
沢山実践しすぎると、世捨て人のような、変わり者のような感じになってしまうかもなのでバランスをとりながら(笑)
・・・なんて気にするところがまだまだ日本人的な思考から抜け出せていないわけですが。
こんにちは
プロフィールは
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