《50代独身》恐る恐る年金受給額を確認してみた結果・・・涙

将来、年金がいくらもらえるのか・・・・

現在50歳の私にとって、年金について無関心でいられる年齢でもなくなってきました。

現時点では、属している企業の定年退職の年齢は60歳ですし、その後5年については再雇用の延長が可能なシステムになっています。

今後は、70歳まで雇用継続が可能になってくるのかもしれません。

しかし60歳の定年を基準に考えてみると50代というのはすでにカウントダウンの時期に突入です。

目次

シングル世帯は、当然ながら年金受給額が少ない

年金がいくら支給されるかは、とても気になるけれど怖くて今まで確認することを後回しにして避けてきたことでした。

ねんきん定期便が届いても、まともに見ずに過ごしていました。

だって、独身だし、絶対にびっくりするぐらい少ないはずですから・・・。

ショックを受けるのを先送りしていたというのが正直なところです。

私のようなシングルにとってみれば、年金の面では結婚している世帯がとっても羨ましいです。

仮に奥さんが専業主婦の世帯だとしても、旦那さんの年金額に奥さんの老齢基礎年金額が上乗せされるのですから。

現時点での老齢基礎年金額は年額にして約78万ですから、月間にすると最低でもシングル世帯の受給額に約6.5万円をプラスした金額にはなるはずです。

老後の年金として、+6.5万は羨ましいです。

共働きの夫婦なら、単純にシングルの受給額の2倍にはなるでしょう。

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年金受給額を確認してみる

いつまでも将来受け取れる年金額について目を逸らしていても仕方ないので、いよいよ重い腰をあげて確認をしてみることにしました。

ねんきんネットにアクセスです・・・。

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そして、トップページにある「将来の年金額を試算する」をクリックです。

そこに受給予定年金見込み額(月額)がズバリ表示されていました。

ここに表示されている金額は、現在の職業を59歳11か月まで継続すると仮定した場合における、私のケースでは65歳から受給開始した場合の見込み額です・・・

私の年金見込み額はというと・・・驚愕の少なさでした。予想通りとはいえ、ショックです。

専業主婦だった期間もあったせいかもしれませんが、

生活保護の金額のが多いんじゃないか?という感じです。

この額だととてもじゃないけど生きていけませんというレベルの額なのでした。

年金受給額を試算してみる

受給額が少なすぎる!!困った!!ということで、どうにかしなければなりません。

解決策はというと、以下の方法があります。

60歳以降も働く
受給開始年齢を遅らせる

受給見込み額が表示されているページから今後の条件を変更することによって、受給額をシミュレーションしてみることができますので、やってみました。

試算その1

以下の条件でやってみます。

55歳で転職し、64歳まで勤務継続する(年収300万円)
老齢基礎年金の受給開始を、65歳(変更なし)
老齢厚生年金の受給開始を、70歳(5年繰下げ)

まず、私の場合、よいタイミングで早期退職の募集がかかったら、手を上げて割増金をもらって転職したほうが、転職活動を遅い年齢でするよりも楽かもと考えています。

そこで55歳ぐらいで転職し、64歳まで厚生年金保険制度の整っている企業で働く想定にしてみました。

55歳での転職なのと、私自身のキャリアとして特別な強みもないので、仮に年収300万円としてみます。

そして65歳から69歳までは老齢基礎年金だけを受け取ります。具体的には老齢基礎年金額は年額にして約78万ですから、月間にすると約6.5万円です。不足分はアルバイトや貯金の切り崩しなどで賄います。

以上で試算した結果、70歳から受け取れる見込み額は

現時点の見込み月額と比べると、1.2倍になりました。

私の場合、これでも少なすぎます。汗

試算その2

さらに、もう少し頑張って以下の条件にしてみます。

55歳で転職し、64歳まで勤務継続する
老齢基礎年金の受給開始を、70歳(5年繰下げ
老齢厚生年金の受給開始を、70歳(5年繰下げ

試算その1と違うところは、老齢基礎年金も70歳開始にする想定です。

65歳から69歳までは、試算その1と同様、アルバイトや貯金の切り崩しなどで賄います。

以上で試算した結果、70歳から受け取れる見込み額は

現時点の見込み月額と比べると、約1.4倍になりました。

私の場合、これでなんとか希望がもてる最低レベルになりました。

ですが、この先、試算どおりに働けなければどうなるんだ? という不安もでてきますが。

働くプランを見直せばどうにかなる!!

試算してみて感じたのは、受給年齢を遅らせることで意外と支給額がUPするということです。

仮に早死にしてしまうと年齢を遅らせて受給することのメリットはなくなってしまうのですが、私の場合はざっくり計算すると85歳より長生きすれば、受給開始年齢を65歳から70歳に遅らせることに効果がありそうです。

2022年4月からはさらに75歳まで受給開始を繰り下げることができるようになるそうです。

人生100年と言われているし、単純ですが受給年齢を遅らせるのはよい戦略かと思いました。

それにしてもシミュレーションができるのは便利ですね。

理想は年金をあてにしない生き方

以上のとおり、「ねんきんネット」に表示されている現時点の受給見込み額はびっくりするぐらい少なくてショックだったのですが、表示されているのは60歳まで働いた場合の見込み額であるわけなので、それ以降も当然働くよという前提で生きていれば特に不安になることもないのではというのが結論です。

ただし、今後の超高齢化、超少子化の状況など様々な要因によって、現状の見込み額がちゃんと出るという保証はありませんので、年金に依存しすぎない生き方をしてゆくという心構えが必須ですね。

そもそもですが、私自身は引退するということに魅力も感じていません。

勝間和代さんの著書(勝間式ロジカル不老長寿)にあった一節を引用します。

年金生活の最大のリスクを一言で言うと、
アップサイド・ポテンシャル(上昇余地)がいっさいないこと
これに尽きると思います。

アップサイド・ポテンシャルを失った状況では、明るく生きる自身も失ってしまうということになります。

私も同じ意見を持っていて、現役のときは休みは楽しくて貴重なものだけれど、休みが毎日になってしまったら、多分私は精神を病むと思っています。

精神を病まないまでにしても、希望が無くなるのではないかと。

趣味だけだと刺激が少なすぎますし、そもそも多くもない年金額で思う存分に趣味を満喫できるのか疑問です。

楽チンで自由で楽しいという気持ちが維持できるのは、多分ですが引退して2か月がせいぜいかなと。

何年も何十年もその自由を上手く使いこなして充実した日々を送れる人は、よほどの人生の達人しかいないのではないかと思っています。

年金受給額を増やすという目的だけでなくて充実した人生を生きるためにも、できるだけ長く働くことを当たり前の意識として持ちたいものです。

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