ホリエモンこと堀江貴文氏が、自身のいくつかの著書の中で、人には生まれた国や地域に関係なく、生き方、考え方、はたらき方の面において、G人材とL人材という2種類に分かれると述べていました。
その考え方が実に腑に落ちたので、簡単にまとめてみるとともに考察してみしたいと思います。
G人材、L人材とは
G人材とは、世界規模=グローバルを行動範囲とする「G人材」。
L人材とは、地元=ローカルに根付く「L人材」。
ざっくりまとめるとそれぞれに以下のような特徴があります。
G人材の特徴
日本だとか住む地域だとかに縛りをもっていない。
人種や民族、セクシュアリティの違いを理由とした差別なんて、無意味だと思っている。
彼らが見ている先は、過去ではなく未来。
G人材自体の数は人口全体の数パーセント。
L人材の特徴
彼らが大切にしているのは、なんといっても仲間との絆。家族や昔からの友達との付き合いを大切にし、自分の結婚相手や子供をそのコミュニティに加えていく。
L人材は基本的に地元から離れない。
地元の友達と海に遊びに行くようなことはあっても、思い付きで一人海外に飛び出したり、勝手に遠方に引っ越したりといったことはない。フットワークは重めで変化を好まない。
L人材の数は人口全体の90パーセント。
両者は根本的にマインドがちがう
以上のように、G人材とL人材とでは、いろいろな面で違いがあります。
ただ言うまでもなく、どちらがエラいとか、どちらが正しいとか、そういったことではありません。
ホリエモンも著書の中でそう強調しています。
どちらか片方だけにピッタリとはまるとは限らない
私自身はどちらかというとG人材のほうのタイプのような気がします。
ただ100% G人材というわけではないのです。
たとえば、現在の企業にはできるだけ長くとどまりたいと思っているし、キャリアを慎重に検討したりするところがあります。
仕事に関しては保守的なのです。
また「豊かさの指標」は、「情報」というよりは「お金」という価値観をまだまだ持っているところがあります。
そのへんはL人材的マインドと言えるかなと。
G人材 と L人材 は話があわない
基本的にG人材とL人材とではあまりに考え方のベースが異なっているので、話をしていても合わないです。
昔から地元の家族や友人などと話していても、話がかみ合わない、深い話ができない、とモンモンとストレスを感じていたのですが、「タイプが違うからなんだ」ということが分かったのですっきりです。
会話が成り立たなくて当然です。
むしろここまで価値観が違っていて深い会話が成り立ったらおかしいくらいです。
多分ですがL人材の人は、G人材のことはなかなか好きになれないと思います。
あまりにマインドが異なりすぎてG人材のことを変わり者だとしか思えないのではないかな。
いつからそれぞれの傾向が表れるのか
私自身を振り返ってみると、小学校高学年のころにはすでに海外に興味をもち、早く色々な世界を見てみたい、色々な経験をしてみたいと憧れていたことを憶えています。
おそらくG人材、L人材というのは、生まれつきの性分か、または育った環境により比較的早い時期に傾向が決まるのかもしれません。
今後はG人材が増えるかも
ホリエモンはG人材が数パーセントしかいないと述べていますが、今まではそうであっても、今後はG人材がもっと増えるのではないかと感じています。
ネット社会になり国や地域間の垣根が一昔前と比べたら考えられないほど低くなっていますし。
G人材になりやすい環境が整ってハードルが下がっていると思います。
おすすめ本
G人材系の人たちにとっては、ホリエモンの考え方には共感できるものが多いはずです。
ホリエモンの主張がしっくりくるかこないかが、自分がG人材系なのかL人材系なのかの指標になるともいえるかもしれません。
多動力
時間をとことん有効に使うホリエモン流の考え方を知ることができます。
時間に対する常識的な感覚を変えてくれます。
多動したくなります。
ゼロ
ホリエモンのバックグラウンドがわかって興味深い本。
やっぱり天才は子供のころから突き抜けてるんだなあと。
でもそんな天才でも愚直に努力をしていることがわかります。そういった意味で凡人の私でも励まされました。
英語の多動力
これからはますますグローバルな視点が必要ということで、やっぱり英語なんです。世界共通語ですから。
この本を読むと励まされます。
別に英語ぺらぺらでなくても発音が悪くても、下手でも気にしないでOKという気分にさせてくれます。
英語をやろうと思ったときに読むとかなりおススメです。
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