羨む、妬む、嫉妬する《つらい気持ちを消す方法》

日常の中で、友人や知人が自分より幸せそうに見えたとき、ついうらやんで嫉妬してしまう心理ってあります。

そんな自分の性格に嫌気がさしたり。

それでも気持ちが整理できずにやもやしたり。

でも実際のところそんなに隣の芝生って素敵なものなのでしょうか。

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となりの芝生はじつはそんなに青くない

「となりの芝生は青い」って諺があります。

この諺のとおり、人には自分よりも他人のほうが幸せに見えてしまう心理があるようです。

こんな感情ばかばかしいと思いつつも、

ついつい羨んでしまってモヤモヤ。

でもそんなことでストレスを感じている時間がもったいないです。

ですので「となりの芝生は青い」現象について整理です。

なぜとなりの芝生は青くみえるのだろう?

となりの芝生は青々して見えます。

素敵すぎます。

完璧に見えます。

自分が求めているけど手に入っていない部分、不足している部分を他人が持っているとき、その人のことが完璧に見えてしまいます。

その一部分だけが羨ましいのだろうけれど、その部分が誇大フォーカスされて、他人の芝生のうち、そこの部分の青さしか見えていない盲目の状態になってしまいます。

可視化してみる

たとえば私の立場を例に考えてみます。

私はバツイチ独身で子供もすでに成人して独立しているので、現在一人暮らしをしてます。

そしてたまには、既婚者で子供が3人ぐらいいてワイワイと暮らしている家庭があれば、ある意味で羨ましいなと思うときもあるわけです。

では私の立場が本当に不幸なのかを考えてみます。

そもそも、「既婚と未婚」だったり「子供がいたりいなかったり」というものを、人は自分の幸・不幸の判断材料にしがちです。

そこで少々強引で雑ですが以下のような表をつくって可視化してみました。

この表で見てみると、未婚/既婚、子供の有無のちがいがあっても、「自分にあるもの」(〇の数)「自分にないもの」(×の数)には、さほど大きな違いがないことがわかります。
ます

たとえば、「既婚・子供あり」の友人と、「独身・子供なし」の私(子供は独立しているのでとりあえず子供なしとしてみます)の私とで比較したとき、配偶者や子供の有無に着目すると、私は友人が羨ましいと思ってしまうかもしれません。

でも経済的・物理的な柔軟度は私のほうがあります。

もし他人をみて羨んで悶々としてしまうようなら、こんな表を自分なりに作ってみて可視化してみると、気持ちやとらえ方が偏っていることがわかるはずです。

ついでにもう少し深堀り

自分が持っているものを「強み」ととらえる

人を羨んでしまっている状態とは自分に足りないものについてフォーカスしてしまっている状態です。

そこから目線を移動して逆に自分が持っているものにフォーカスしてみます

それが自分の「強み」です。

先ほどのように表をつくって整理してみると、意外と自分の立場での気づいていなかった強みに気付けます。

強みは自分にとって当たり前となっているのでなかなか自覚がなかったりしますから。

自分の強みをうらやむ他人が必ず存在する

そしてその自分の強みですが。

それをもっていない人にとってみればかなり羨ましいとものであるはずです。

たとえば先ほどの私の例のように、私は経済的・物理的に柔軟性が高い状況です。

一人暮らしですし。

きっとそれは家族をもっていて子供にてがかかって自由にできない状況の人たちにとってみればすごく羨ましい状況なはず。

だから単純に自分は不幸だと決めつけるのは早計すぎます。

そしてなによりももったいないです。

いいときもわるい時もある

それでも稀には完璧に幸せな他人がいるかもしれません。

その人は本当にすべてに恵まれていて、どう考えても嫉妬の対象にしかならないような人かもしれません。

しかしそれはたまたま今がその人にとってパーフェクトに見える状態であって、長い人生にはそんな人でもきっと紆余曲折があるはずです。

どんな人でも良い時期、悪い時期、いろいろあります。

そもそも平均を望んでいるのか自問してみる

それでも自分に足りないものにフォーカスしてしまい、それを持っている人を羨んでしまうなら。

冷静になって人生レベルで考えてみてみるとよいです。

そもそも自分は平均を目指して生きているのか?

と。

はっきりいって、平均って存在感が「無」です

そこを目指すのがあなたの人生の目的にするのはどうかなとも思えてきます。

自分の芝生を愛し、育てる

自分のフィールドに生えている芝生の元気のいい部分(自分の強み)に肥料を与えて、その部分を大切に育てていくほうにフォーカスしたほうが、足りない部分にフォーカスして人を羨んでいるよりもずっと生産的です。

「となりの芝生が青い」状態でストレスを感じるよりも、自分自身の人生をつくるために自分の強みを生かすにはどうしたらよいかという点に視点をうつすのです。

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