「ソーバーキュリアス」なる言葉があるそうです。
知らなかったのですが、どうやら私、いつの間にかソーバーキュリアスをしていたみたいです。
ソーバーキュリアスとは?
ソーバーキュリアス(Sober Curious)とは、欧米で注目されている「アルコールは飲めるけれどあえて飲まないことを選択して日常を送る」という考え方のことをいうそうです。
私は3年ほど前までは毎晩ワインをボトル1/2本ほど飲む習慣がありました。
ワインを飲む時間は至福の時間でした。
当時は週に一日の休肝日を設けることさえもできないほど毎日の飲酒が習慣になっていました。
しかしある日、人間ドックの結果をきっかけにふと思うところがありアルコールを断ちました。
一日の飲酒量はさほど多くないし、やめないといけないような状況ではなかったけれど意識的にお酒を断ったのです。
私の断酒のやり方はこちらにまとめています。
禁酒・断酒によるメリット(私の場合)
お酒を飲む習慣をやめてみると当たり前というかやはり良かったなという点が多いです。
一言でいうとシンプルな生活になりました。
メリットの詳細を以下にまとめてみます。
飲酒後に感じていた身体の負担がなくなった
私の場合、年齢とともに二日酔いになりやすくなっていて、お酒を飲んだ翌日の何とも言えない気怠さが辛かったんです。あまり体調のよくないときに飲酒すると翌日に本格的な頭痛になって寝込んでしまうこともありました。
でも断酒によってそんな身体への影響がなくなったので、今では晩も朝も身体が軽いです。良い体調がキープできる分いろいろなことができるので時間の無駄を感じなくなりました。
飲酒後に感じていた精神的な負担がなくなった
お酒を飲んでいるときはとっても楽しい気分なのですが、酔いがさめるときに気だるい眠気が訪れると同時になぜか気分が滅入るひとときが訪れていました。
酔いがさめてしまえばそんな気分も回復したのですが、そんな嫌な時間を毎日過ごしてまで飲酒したいのか?という気持ちになったのが断酒した理由の一つでもあります。
こういう訳のわからない気が滅入る時間なんて完全にゴミで人生には不要です。貴重な時間がもったいない。
抜け毛が減った
断酒してから明らかに抜け毛が減りました。
ネットで「アルコール」「抜け毛」で調べると出てくるように、アルコールはどうやら毛髪の健康に影響しているようです。
もし薄毛が気になる男性などであれば、アルコールを断つか、または断つまではいかなくてもアルコール量を減らしてみる価値はありそうです。
貯蓄が増えた
貯蓄に関しては2日に1本程度のワインを消費していた私にとっては、断酒してからはお酒を購入していた金額分は確実に貯蓄できていることになります。
お酒って結局は飲んでしまえばその場かぎりでおしまいです。
断酒により浮いたお金で金融投資したり自己投資したほうがずっと自分のためになるし精神上も気分が良いです。
罪悪感から解放された
晩酌が毎日の習慣になっていたことで、なんとなく罪悪感のような自己嫌悪のような気持ちに常に囚われていました。
飲みすぎなんじゃないかとか、そのうち身体が悪くなるんじゃないかなどと心の隅で思いながらもどうしても飲んでしまっていました。
お酒をやめてからはそんな気持ちからも解放されました。
付き合いで飲酒するのはもう古い?
今の若者はあまりお酒に執着がないようです。
私が若いころはお酒を飲めない人は肩身が狭いぐらいの感じであり酒豪が幅をきかせているような時代だったので時代が変わったなと思います。
その当時は喫煙も一般化していましたが今やのびのびと喫煙できる社会ではなくなりました。
個人的には喫煙と同様に飲酒も無くなる社会になればよいのにと思っています。
というのもアルコールって百害あって一利なしだと思うのです。
そういうと「アルコールは健康に良い」などと主張する方もいますが、百歩譲って百害あって三利ぐらいではないでしょうか?
率直にいうと、断酒したほうが人生の質が確実に向上します。
生活習慣病になったり、アルコール中毒になったり、飲酒運転による悲惨な交通事故が起きたり、男性が理性を失って痴漢やセクハラをしたりということが、アルコールを人生から排除することで防げます。
お酒に溺れてしまう前にソーバーキュリアスを
もし「退屈しのぎに何となく飲酒している」「付き合いで何となく飲酒している」などといったように「何となく」程度で飲酒しているなら、ソーバーキュリアスという考え方に変更して生きていくのもよいかも。
お酒が完全に習慣になってしまうと、断酒したりお酒を減らすということの難易度が高くなってしまいます。
実際、前述のとおり私も以前は大量ではないものの毎晩毎晩飲んでいて休肝日を設けることができずに飲むことが「必須」になってしまっていたので、自身の経験上わかります。
お酒で健康を害したり失敗をする前にお酒を飲まない生活を選択したほうが良いです。
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