ホリエモンの『最大化の超習慣』を読んだ

堀江貴文氏の考え方は良い意味で鋭い刺激を与えてくれるのでできるだけ彼の出版する本は読みたいと思っている日々です。

しかしながら出版数も多いのですべてを読むことはできていません。

今年(2022年)に入って出版された『最大化の超習慣』は発売されてまもなくの時期に読んでみました。

堀江氏の主張はだいたい一貫しているので、この本も多くは過去の本の中で言っていたことを言葉を変えて表現していることが多いかなという印象を持ちました。

個人的には同じようなことが書いてあることが悪いことだとはまったく思いません。

よく他の人のレビューなどを見ていると、過去の本と同じようなことが書いてあるので買った意味を見出せなかったなどと言っている人がいます。

これは堀江氏の本に限ったことではなくて、他の著者の本のレビューにもよく見られます。

私は、過去の本と同じようなことが繰り返し載っているということは、著者の生き方や考え方の軸がそこだからであって、著者が一番伝えたいコアな部分なので当たり前だと感じます。

むしろ主張が一貫していて信頼できます。

逆にもし出版するたびに別の主張をしていたらブレブレだなと思ってしまいます。

過去の本と同じようなことが書いてあるという感想を抱く人は、それではその内容をすでに実践できているのでしょうか。

そういう感想を持つ人に限って、実践しようと試みるどころかただ単に文字を読んでお仕舞いにしているのではないかと失礼ながら勘繰ってしまいます。

というわけで私にとっては過去の本の焼き直しのような内容であることも大歓迎なのです。

表現や例を変えてあらためて説明してくれれば、また新鮮な側面から私の心に刺さり新たな思いをもつことができますから。

さて前置きが長くなりましたが、今回読んだ『最大化の超習慣』の中で私が特に印象に残ったのは以下の2点です。

目次

『最大化の超習慣』 より

“「点」を打つ習慣が、雑音を遠ざける”

スティーブ・ジョブズの有名な言葉「Connecting the dots.」を引用して、どんどん「点」を打ってほしい。どんどん打つべきだと説いています。

興味の赴くままに乱打したらよいのだと。

「むしろ流動性の高まる現代において、堅実な生き方とさえ言える。」と。

私にとってこの主張は励まされるものです。

若い人は当然ですが、私のような50代になってしまった人間でもまだまだ 「点」 を打っていこうと。

もう歳だから今さら、、、という迷いや恥じらいが時々去来するのですが仕事でも趣味でもどんどん気持ちの赴くままに経験や挑戦を重ねて行こうと思ってしまいました。

“「運」とは、単純な数の論理”

「運」は手繰り寄せることができるという主張です。

そのためには、単純にアクションを多くすることなのだと。

「点」の母数を多くすれば成功の数を増やせる、という単純な数の理屈です。

それをピカソや秋元康さんを例にして、実は彼らの成功の影には膨大な数のアクションがあるのだと説明してくれています。

なるほどな、と思わされました。

それならなおら「点」をどんどん打っていかなきゃ、なのです。

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