ミニマリスト的にモノを減らしてスッキリと暮らしたいものです。
ですがある時点で思い切って断捨離をしたとしてもいつの間にかまたモノが増えてくる・・・
それを防ぐためにはマインド自体を変えないとならないのかも。
モノが少ない生活はやっぱり快適だ
上記のページにも書いたのですが、最近引っ越しをしたことでモノをずい分減らしました。
断捨離したあとでつくづく実感したんですが、やはりモノが少ない生活はよいです。
気分が清々しくなり何気ない時間も上質に感じられます。
人を招くのに躊躇しないし、掃除も楽です。
モノを増やさないためには
そうは思ってもちょっと油断していると少しずつモノが増えてきてしまうのご困りもの。
せっかくモノを少なくしたのに、どうしてモノが増えてしまうのか?
まあ、モノに対する考え方がそもそも以前と同じなら、かつて所有していたモノたちをまた購入してしまうことになってしまうのも当然です。
以前とは考え方を変えないとなりません。
それではモノを増やさないようにするにはどういう考え方したらよいかというと、ズバリ「モノに複数の役目を持たせる」ことなのではないかと。
モノに複数の役目を持たせる
どういうことかというと、たとえば食器を例にしてみます。
断捨離して頑張って食器の数を半分に減らしたとします。
その結果、食器棚の中もスッキリして、奥にしまい込まれた食器も無くなりました。
その後、あるとき自宅で友人たちとクリスマス会をすることになったので、ちょっとパーティっぽい食器を買い足そうと考える・・・
これだとNGです。
特別な日用の食器が必要だと考えるなら、せっかく減らした食器の数もまた増えてしまいます。
普段使いの食器を特別の日にも使うという考え方をしないかぎりモノは絶対に増えてしまいます。
そしてこの方針をあらゆる所有物に対して貫かないと、いつのまにかモノが増える結果になってしまうはずです。
おそらく数年経ては断捨離前と同じだけの数の所有物になってしまうと思います。
モノの共通化 7つのヒント
「モノに複数の役目を持たせる」という考え方としては、たとえば以下のようなものがアイデアのきっかけになりそうです。
人によっては違和感ありすぎと思われそうなものもありますが。
通勤用と休日用の服を共通化する
通勤用と休日用の服を分けて暮らしていた状態と比べたら、単純に考えても1/2の服の量で済むはずです。
今はオフィスもカジュアル化しているので実現しやすい気がします。
自分はここ数年ほぼ共通です。
同様に靴やバッグにも適用できると思います。
冷たい飲み物と、暖かい飲み物のグラス/カップを共通化する
MyグラスやMyカップなどはいつのまにか増えてしまいがち。
単価も低いし、いくらでも欲しくなってしまいます。
たとえば耐熱ガラス製の透明なカップとかなら冷たいものも違和感がないかもしれません。
2つを使い分けていたものが1つで済むようになります。
ソファ用のひざ掛けと就寝用のブランケットを共通化する
ちょっとお洒落なブランケットならソファに置いて使っても自然かも。
ミニマリズム的発想なら、それぞれ所有する必要は、考えようによってはないわけです。
折りたためたり持ち運びやすい椅子やテーブルは、複数の部屋で共用にする
常に使用しているわけではなくて、たまに椅子やテーブルが必要になるという部屋があるなら、別の部屋から持ち運んで使ったほうがモノを少なく保てます。
どの部屋にも椅子やテーブルを置かなきゃという発想自体を無くしたほうがよいかもしれません。
枕とクッションを共通化する
就寝用の枕にこだわりがある人なら別ですが、いくつもクッションや枕のようなものをを所有する必要もないのではと思うのです。
就寝時にソファにあるクッションを使えばその分、モノが増えずにすみます。
屋外用(キャンプ用など)と室内の椅子を共通化する
最近はおしゃれで持ち運びやすいアウトドア用のチェアがあります。
実際そういったチェアを出しているメーカーも、室内で使うことを提案したりしています。
普段は室内で使い、外で使うときはそれを持ち出す、というライフスタイルにすればよいです。
浴室の椅子とキッチンの踏み台を共通化にする
キッチンなどでちょっと高い棚からモノをとりだすときにあると便利な踏み台も、わざわざ購入する必要はなく浴室の椅子などで代用すればよいと思います。
多少不便といえば不便ですが確実に踏み台というモノが1つ減ります。
そこまでして・・・と感じるなら
そうはいっても1つのモノを複数の用途につかうことで、不便を感じたり、貧乏くさいと感じたりすることもあるかもしれません。
もしそう感じるのであれば、モノを増やせば済む話です。
結局のところ、モノを減らしたままキープするか、それとも増やすかには正解など存在しなくて、あくまでも人それぞれの「スタイル」です。
どちらにもメリット・デメリットが必ず存在します。
所有するモノの数のバランスをどう調節しつつ、自分の目指す快適さでどう暮らすのがベストか、を決めるだけです。
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