人生が虚しい?それは冷静に考えて本当に虚しい人生なのか

人生に対する虚しさの正体は人ぞれぞれ。

人は今までの人生でキチンと向き合って取り組んでこなかったことに対して、ある日それを直視したとき、そのことに対して虚しさを覚えることが多いのかも。

目次

人生に虚しさを感じるとき

虚しく思うことは人さまざまとはいえ、多分ですが以下のような類のものだったりするのではないかと思います。

気づいたら親友がいない

今までの人生で、仕事や勉強や家事育児にひたすら没頭してきたり自分のやりたいことを追求し続けていた場合は、ふと気づくと友人との関係性が少なくなっていたりするかもしれません。そんな人は孤独を感じ、虚しさを感じてしまうかも。

自分の人生を生きてこなかった

たとえば専業主婦だったり、または一家の家計を支える大黒柱だったりして、自分のことよりも家族のことを優先して過ごしてきたような場合は、自分の人生ではなく他人の人生を生きてきたように思ってしまい、虚しさを感じてしまうかも。

好きな仕事をしてこなかった

自分にとって誇りがもてない仕事を、ただなんとなく流されるままにしてきて仕事に真剣に向き合うことがなかった場合は、本当にやりたかった仕事に打ち込むことなく情熱的に生きてこなかった自分の人生に虚しさを感じてしまうかも。

お金が貯められなかった

家族のため、日々の生活のために必死で生きてきたにも関わらず、先々のお金のことにあまり向き合うことをしてこなかったために、気づいたら思ったよりお金がたまっておらず、また年金も期待していたほどもらえそうもないと感じている場合は、自分の人生に虚しさを感じてしまうかも。

健康に自信がない

これまでに心身を酷使してきたりで気づいたら持病を抱えるようになっていたり、歳を重ねて体力の衰えを自覚する場合には、この先の人生が不安になって人生に虚しさを感じてしまうかも。

パーフェクトな人はいない

気持ちに元気がないとき、「自分が達成できなかったこと」「自分がもっていないこと」だけが妙に強調されて感じてしまうものです。

しかし冷静に客観視してみると、たとえ今までの人生を振り返った時にキチンと取り組むことができなかったことがあっても、それと引き換えに、懸命に取り組んだからこそ得られているものもたくさんあるはず。

たとえば専業主婦の人にとって、自分の人生が家族のためにだけ尽力して自分の人生を生きてこれなかったと感じられたとしても、それと引き換えに、家族に囲まれてよい人間関係を築けていたり、経済的にも安定できているかも。

なんだか周りの人は皆パーフェクトに上手くいっていると思えてしまいますがそれはまったくの勘違い。

すべてにおいてパーフェクトに達成できているような人はいないはずです。

あることが達成できている人は、別のことが達成できていなかったりするものです。

他人と比べて自分が取り組んでこれなかったことに失望なんかしていないで、自分が持っているものにフォーカスだけしていれば十分だと思うのです。

人生はまだこれから

それでもどうしても自分にとって虚しくなるような思いが消えないことがある場合。

たいていの人にとっては、何歳になっても人生はまだまだこれからといえるほど十分な時間があるはずです。

たとえば私は50代ですが、人生100年と考えればまだ道半ば。

この時点で、「自分の人生を生きてこれなかった」と考えるなら、ここから自分の人生を生きれるように工夫する時間は十分にあります。

「自分の健康に自信がない」と考えるなら、ここからいままの食習慣や運動習慣を見直すなどをして、健康的に生きるように工夫する時間は十分にあります。

今まで足りないと思っていて虚しくなっていたことが、ひょっとすると大挽回して自分にとって一番の得意分野に変わっていくかも。

気持ちを新たに一からのつもりで挑戦してみるのも楽しいかもしれません。

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