最近どうも色々な事がうまくいかなくて、なんだか憂鬱感を抱くことが多く、ため息が多くなりがちな日々です。
そうなってくるとだんだんと気分も滅入りがちになってきます。
どんよりとした天気の日が続くとなおさら。
そんな日々が続いて気分が滅入っている状態が習慣化してしまうのは困ります。
毎日、色んなことを少しずつでも工夫したり改善したりの努力ができるのは自分自身にエネルギーがあってのこと。
気が滅入っている状態だとエネルギーが失われていますから、そうなると現状維持がやっとになってしまう状態に繋がります。
そうなると小さな前向きの努力が出来なくなってしまいます。
それってかなりのダメージです。
なんだか人生を無駄にしているかのような感じです。
できればそんな無駄な時間は最小限に抑えたい。
ということで、私の場合はそんなとき、憂鬱な気分を一掃するためにいつもの習慣をします。
その習慣とは・・・
まずは憂鬱の元を全部、洗いざらい書き出してみるのです。
たとえば、
「人にふいに投げかけられた一言でちょっと傷ついたこと」
「仕事でこの先やらなければならないけれど、大変で面倒だなと思って憂鬱なこと」
「身体のある部分が不調で不安に感じていること」
などなど。
誰が見るわけでもないので、正直に一切合切書き出してみます。
ちなみに今回の私は6つの憂鬱の元が書き出せました。
実はこの憂鬱の元を書き出す、という行為をした時点ですでに気分はずいぶんと軽くなってくるものです。
ノートに書き出すことで頭の中に漠然と漂っていた憂鬱の正体を可視化できて客観視することができるわけですから。
さて憂鬱の元を書き出すことができたら、今度はそれぞれの憂鬱に対して向き合ってみます。
たとえば、「人にふいに投げかけられた一言でちょっと傷ついた」ということに対しては、
それは自分の受け取り方の問題なのではないかどうか。
自分の受け取り方の問題であれば、どう解釈することが自分にとって本来正しいのか。または自分に反省するべき点があるのなら、今後はどう行動したら問題が解消するのか。など。
「仕事でこの先やらなければならないけれど、大変で面倒だなと憂鬱に思っていること」であれば、
一見大変に見えるその仕事を小さい複数のステップに細分化してみます。そうしてみるとたいがいは意外と楽に実行できる作業の連なりであることが可視化できたりします。
そして「身体のある部分が不調で不安に感じている」なら、
まずはどこの病院で診てもらうのが良いかをネットで調査する。そして病院が決まったらいつ診察してもらうか、それをいつ予約するか、などやることを書き出して、やる順番に並べなおしてみます。
アタマの中で考えているだけだと堂々巡りになってしまったり、ごちゃごちゃ整理できなくてあいまいになっていることも、ノートに書き出すと思考の整理がどんどん進められます。
要するに自分を憂鬱にさせている物事に対して、具体的な解決策や対応策を導き出すことができるわけです。
そうなると、たとえば人からの一言で傷ついた一件も、実はそんなにクヨクヨするようなことではなかった、と思えてくるし、
仕事の不安も、何とかなるかも、と思えてくるし、
身体の不安も、悩む前にまずは病院に行こう、と思えてきます。
そして、多分ですが今まで憂鬱を引き起こしていた事象が、実は憂鬱に感じるまでに値しないことだった、と言う結論に至るものがほとんどになってしまいます。
最終的には後ろ向きの感情はほぼ無くなっていて、前向きな感情に変わっているはず。
ノートとペンがあればいつでもできる憂鬱の解消方法なので、気分に調子が出ないときはおススメです。
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