朝型ばかり意識していたので夜更かしが非日常的で新鮮な今日このごろ

お酒を飲まなくなってずいぶんと経つし個人的には午前中の空気感が格別に好きなので、もう何年も夜型の生活とは無縁だった私です。

そんな私だったのに、夜更かしするようになっている今日この頃です。

とはいえ週末だけですが。

せっかくの土曜日も一日中家の中にいるので夜になっても疲れていないせいか眠くならないし、どうせ翌日の日曜日だって外出するわけでもないしねということで、はじめから遅めに起床する前提での夜更かしです。

というのも今の時期が一年で一番寒い時期だから。

そして何よりもコロナの第6波の真っただ中ということもあるし。

だいたい3時ごろまで起きていて9時ごろ起床という感じです。

それで深夜まで寝ずに過ごすようになり感じたのは、

夜更かしって案外いいなということ。

よく早朝時間は「黄金」や「プラチナ」のような時間だとたとえられます。

起床して間もないので頭がクリアでスッキリしているし、まだ人も街も寝静まっている時間でもあることから、自分時間として最大限に有効活用できるということで貴重な時間というわけです。

でも久しぶりに深夜に眠らずにひとり過ごしてみると、深夜の時間も早朝と同じように良き時間かもと思えています。

早朝と同じようにとはいえ、頭がシャープにはたらく早朝に対して、深夜だと頭は鈍化しているかもしれないですが。

でもその代わり深夜だと時間の経過を意識せずに過ごせるなと実感。

これは早朝にはないメリットです。

日々、仕事でもプライベートでも常に常に時間を意識しているので、病的に時計ばかり確認している日常に疲弊している私。

だから深夜の時間帯には時の経過を意識せずにいられるということを発見できたのは嬉しい。

深夜はただひたすら暗闇の世界なので、11時であろうが2時であろうが時間の経過がフラット(平坦)に感られる

それが時間の意識せずにいられる理由だと思います。

一方でこれが日中ならどうしたって時間を意識せざるを得ない。

なぜなら日中だと太陽が刻々と移動して明るさや影のでき方が変化してゆくからです。

だから時間に追われる必要のない休日であっても時間というものをどうにも意識してしまう。

深夜は、なんというかひとり小さな宇宙船にのって時間感覚がない暗ーく広大な宇宙空間に漂っているような、そんな気分になります。

時間感覚がない中で、のんびり本を読んだり考え事をしたり音楽を聴いたり料理したりちょっと食べたり、眠くなるまでひたすら好きに過ごせるのはかなりの贅沢な時間です。

そして。

ここしばらく海外旅行に行けていないですが、深夜にひとり自由にすごすのは私の旅先での過ごし方にも似ています。

旅先のホテルでは、時差ボケのためにたとえば20時に寝て深夜の2時に起きてそのまま朝まで気ままに過ごす、などといった過ごし方をすることが多いので、ここ最近の夜更かし時間に久しぶりにそんな海外旅行時の感覚を思い出しました。

宇宙空間に漂っているような、海外の地のホテルに滞在しているような、そんな不思議な錯覚を感じながら夜更かしを楽しんでいる最近の週末なのです。

トップページへの移動はこちらから



スポンサーリンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次