日々忙しくて、アタマがごちゃごちゃしていて、
不安や焦りに追い立てられて、
気持ちが落ち着かない・・・
多くの人がそうでしょう。
一日の仕事が終わってものんびりするばかりか、忙しい明日のことを見越して
「早く寝なくちゃ」
なんて思ってしまう。
そんなことでは、心が満たされた日々を送ることなどできません。
このようなときににおすすめなのが「手帳に書く」作業です。
手帳に書くことで自分が整ってしまう
驚くことに手帳に書くことで不思議とストレスが減って生活がシンプルになるのです。
にわかには信じがたいかもしれませんが本当です。
手帳に自分の理想の状態やモヤモヤしている悩みをつらつらと書くだけで、
色々なやらなきゃいけないことを書き出すだけで、
自分の内面や、自分が抱えている課題が浮き彫りになる・・・
自分の状態が可視化できるわけです。
自分の状態を客観的に眺めることができると、
「これは意外と小さい問題だな」とか
「これは自分が心配することじゃなかったな」とか
判断がしやすくなって、
「なんだ毎日が複雑だと思っていたら思っていたより単純なのだな」
なんて結論になることも多く。
結果的に自分が整ってしまうのです。
UnsplashのIgor Starkovが撮影した写真
お気に入りの手帳を見つける
そんな貴重な、自分の相棒のような手帳をつくるために、
まずはお気に入りの手帳を見つけるのはひとつの楽しみです。
文具売り場にいけばたくさんの手帳が並んでいます。
自分がワクワクするような、
直感で好きだと思えるような手帳を探すのがよいです。
ダイアリー形式のものでもよいし、
私のように、毎日ではなくて気が向いたときにだけ書きたいとか、一日に書くスペースが決まっているのは好きではないとかなら、
ダイアリータイプではなくて、罫線だったり、方眼だったり、無地タイプのものを。
自分の夢や理想像を書き出す
手帳にはまず自分の好きなこと、いつかやりたいこと、夢や理想・・・
そんなことを思いのままに書いてみます。
これってとても楽しい作業です。
何度でも書いてよいのです。
毎日でもよいのです。
繰り返し書き直してゆくことで自分の思いがだんだんと明確になっていきます。
Image by StockSnap from Pixabay
パラパラ漫画のように、少しずつ少しずつ形を変えながら
夢が文字で可視化されるのです。
そしていったん手帳に書き出した文字を自分で眺めることで、
その夢が自分のアタマに再度、強く刷り込まれるのです。
そうすると自分が今、何をすべきなのか、ということが分かるようになります。
自分の日々のストレスを書き出す
色々やらなきゃいけないことがあってストレスで苦しくて・・・
なんてときには
そのやらなきゃいけないことを全部すっかり書き出してみます。
やることの優先順位を付けるだけでも結構すっきりします。
後回しで問題ないことや、人にやってもらえばよいことなども見えてきます。
そうして整理してみると、たくさんあると思っていたやることが結構シンプルになってしまいます。
また、人間関係で悩んでいるときも、
その状況や思いをとにかく書き出してみます。
つらつらと書いているうちに、解決の糸口となりそうなアイデアなどを思いついたり。
それから先ほど説明した「自分の夢や理想」と重ね合わせて考えたときに、
「こんなこと悩む必要あるか?」などと
そもそも自分にとって悩むに値しない問題なんじゃないか、という根本的なところに行き着いたり。
自分のアタマの中だけで整理しようとすると結局堂々巡りになって
いつまでも同じ感情のままいなってしまうことも
手帳の上で可視化して整理しながらだと、
冷静にシンプルに自分との対話ができるのです。
その結果、とても自分にとって腹落ちする前向きな感情につなげることができるようになります。
自分軸のある手帳をつくってゆく
こんな風にして手帳と日々付き合っていると、
いつしか自分の軸が入った手帳が出来上がってきます。
自分軸は日々少しずつ変わるはずです。
自分軸がずっと変わらなきゃ自分が成長していないのかもしれないと疑ったほうがいいです。
だから常に書くのです。
そうするとその手帳はもはや単なる「記録のための」手帳ではないです。
自分の相棒的な、自分自身を可視化したような存在になるのです。
素敵だと思いませんか?
こんにちは
プロフィールは
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