鎖につながれた象、そんな生き方をみなおしたい

先日、以下のページを書いた時に、人生後悔することの一つに「もっと自分のやりたいこをやればよかったな」というのがありました。

それを書いているときに鎖につながれた象のエピソードについて思い出したのでまとめてみます。

目次

鎖につながれた象のはなし

鎖につながれた象のエピソードとは、簡単にまとめるとこんなストーリーです。

あるサーカスの象が、小さな杭につながれた鎖を足に巻き付けているだけで逃げることなく暮らしている。大きな身体なのでそんな小さな杭は根こそぎ引き抜いて逃げ出すことができるのに。なぜ逃げないかというと、小さいころからずっとその鎖に足をつながれて生きているために、逃げ出すことはできないんだと「信じ込んている」から。
身体が大きくなったあとも逃げ出すということがないのだ。


行動しない人には鎖につながれている自覚がない

特に好きな街ではないのになんとなくずっとそこに住んでいる。

本当は憧れの街があるのだけど自分とは無関係だと思っている。

そんなことってあったりします。

でも冷静に考えてみると憧れの街に住む方法はいろいろあるはずです。

世界はすごく広いのに生まれてから死ぬまで一つのところから動かずに住んでいるなんて、良く考えてみると不自然です。

物理的な行動範囲だけではなく、職業や趣味や価値観など、様々なことについても同様です。

たとえばファッションにしても、周りから浮かないような服を着ているのは、ひょっとしたら小さいころからの親からの刷り込みや校則という見えない鎖の影響かもしれません。

本当はもっと自由に好きな服を着ればよいのに好きでもない無難な服を着てしまう。

自分が実はどんな服装が好きなのかとか、似合うのかさえも考えたことがない、そんなこともありそうです。

人は誰でも多かれ少なかれ見えない鎖につながれているものだと思います。

特に規律や協調性を重んじる日本社会においては、小さいころから型にはめる教育がなされているのでその傾向が大きいでしょう。

人によってはその見えない鎖をものともせずに縦横無尽に自由に歩き回れる人もいます。

でもたいていの人は「鎖は実はないのだ」ということを強く意識しないとなかなか自由な行動がとれないもの。

一時的に意識しても長年の人生の思考の癖で、いつの間にかまた自分自身に鎖をつないでしまいます。

ですから頻繁に「鎖は実はないのだ」ということを意識しないとならない、と思うのです。

そうすることでようやく自分が望む本来の夢や目標が作れるのだと。

そのためにはどうしても喧騒からはなれて自分と向き合って思考する時間が必要になります。

一人になる時間を確保する

日常の固定観念から離れて自由な発想をするには、忙しい日常から一歩離れて自分の時間を確保する必要があります。

気ぜわしい状態だと惰性的な思考しかできませんから。

自分の時間を確保して、自分にとことん向き合ってみる。

何が好きか。何をしたいか。

やっておかないと死ぬときに後悔しそうな夢はないか?

ノートや紙を用意して、自分の夢をリストアップしてみるとよいです。

でもそのときに現実的な夢をリストアップするのでは、鎖につながれた行動範囲内の夢しか思い描けていないということです。

自分にとって現実的ではなく、人にはちょっと恥ずかしくて言えないような大きすぎる夢も書き出すこと。

それが見えない鎖の外に踏み出すための一歩になるのではないかと。

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以下は私が読んで良かったなと思える本です。ご参考までに。

それでも君はどこにでも行ける

グローバルな視野をもつために参考になるホリエモンこと堀江貴文氏の本です。ホリエモンの足には鎖は繋がれていなそうです(笑)。ホリエモンの合理性と行動力にはいつも刺激をもらっています。

それでも君はどこにでも行ける

ずっとやりたかったことを、やりなさい

ジュリア・キャメロン著。自分のやりたいことを知るための方法が書かれています。私はこの方法は合いませんでしたが、レビューを見ると結構効果があるようです。

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人生を変える 記録の力

メンタリストDaiGo氏の本です。メモの力はすごいです。私もメモを取るようになってから人生が変わったと実感しています。メモをとることで客観的に自分を見つめる効果があるのだと思います。

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