帝国ホテルが一か月のステイができるプラン「帝国ホテル サービスアパートメント」を開始したそうで。
「HOTELiving」(ホテルに住まう)がコンセプトということです。
誰でも一生に一度ぐらいはホテルに簡単に住める
私のように50代ともなると人生がいつ終わっても不思議ではないという感覚で生きるようになります。
実際この年代になると、周りの人たちの訃報に接することも多くなります。
人生にできるだけやり残して悔いを残したくないので、やりたいと思ったことはコストに見合えばどんどんやりたいなと思っています。
今までは「ホテルに住まう」なんてことは飛びぬけてリッチな小説家や金持ちがすることであって、自分のような庶民には縁のないことだと決め込んでいました。
でも庶民レベルであってもそんな雲の上のような憧れを現実にできる時代になっているのだなと、この帝国ホテルのプランを知って感じました。
コロナ禍でホテル経営が厳しい中の策ということなのでしょうが、この先のホテル業界の定番になる可能性も秘めていそうです。
ホテル暮らしをあの帝国ホテルで・・・?!
帝国ホテルの情報によると、このサービスは一週間だと150,000円、一か月だと360,000円 (サービス料・消費税込、宿泊税別)。
(上記は2021年2月時点で、2022年11月時点ではそれぞれ157,000円、378,000円と若干値上がりしています。さらに2023年4月以降はまた若干上がるようです。)
専属のサービスアテンダント、駐車場無料、フィットネス・プール・サウナ無料、ロビーラウンジでのコーヒー・紅茶無料、ミーティングルームの利用が1日2時間まで無料・・・などと、単純に部屋だけの料金ではないことが嬉しいです。
個人的にはロビーラウンジで好きなだけコーヒーが飲めるなんて、贅沢すぎて最高です。
充実した人生をおくるためには単調でマンネリな日々はできるだけ避けたいものです。
ホテル暮らしを検討してみるのも楽しそうです。
ホテルから会社に通勤なんて新鮮な気分になるし、テレワークが大きく普及しだした現在では出社せずに仕事も可能な人も多いです。
そういった人ならさらにこのステイ中の時間を楽しむことができそうです。
一か月約40万円は高いか?
それにしても一か月約40万はさすがに高いという意見もあるかもしれません。
食費などを含めればもっとコストがかかるわけですし。
でもハイシーズンに海外旅行に1週間行くだけで、場合によっては40万ぐらいはかかってしまったりします。
それと比較すれば、同じぐらいの費用で一流ホテルに一か月間もステイできるのなら、むしろお得ではないかと思ってしまいます。
生涯を振り返った時一か月間一流ホテル住まいをしたなんて経験は、自分にとって貴重な記憶として残るはず。
ホテル暮らしが一般化する社会になるかも
この先、このようなサービスが普及するのであれば、年末年始・GW・夏休みなどに短期間の休暇をとって旅行に行かなくても、働きながら国内外の興味がある場所を訪れてステイすることが可能になってきます。
いわゆぬノマド暮らしです。
ホテル側もシーズンオフの時期にこのサービスで客を呼べば儲かるので、双方にメリットがあるということになります。
そんな世の中になったら、私は年2回ぐらい1か月ずつぐらいの頻度で海外ステイをしたいな・・・・となどと妄想が膨らみます。
インターネットの普及や最近のコロナ禍に伴って、社会がどんどん変化していることを私たちはまさに体感しています。
この急速な変化が怖くも感じたり楽しいと感じたり・・・
結局のところどんなコトにしても、メリットの側面とデメリットの側面が必ず存在します。
常に危機感をもって気を引き締めつつも、興味をもって世の中を眺め、そして積極的に楽しんでみたいものです。
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