世間では梅雨入りというと皆一様に嫌な顔をします。
実際のところ私も雨の季節がやってくるとなると一瞬は嫌な気分になります。
でも冷静になってみると、梅雨の時期って言うほど悪くないと思うのです。
それは晴れ晴れとした五月の季節と比べたら魅力はかなり劣りますが、年間を見渡して比べたら梅雨の季節は結構悪くない。
梅雨が鬱陶しいと感じるのは単にイメージ、思い込みです。
あくまでも関東住みの個人的な意見ですが。
梅雨の季節がいうほど悪くない理由のまずひとつ目は、
寒くないし暑くもない、という点。
まだ汗をかくほど気温は高くなく、かと言って寒さを感じて厚着するような季節はとうに過ぎています。
この季節、個人的に特に好きなのは就寝しているとき。
半袖の衣類に、軽めの掛け布団をかければ快適に眠れます。
それから二つ目の理由は紫外線量がすくない点。
雨や曇りの日であれば紫外線を気にする負担がかなり減ります。
これって女性にとっては嬉しい。
梅雨入り前は日傘を使う日々が続いていても梅雨に入ったら日傘の出番が減ります。
春の季節に散歩しすぎて手首に腕時計のあとが出来てしまっていたのが、日焼けの不安や心配もしばし軽減される。
これって何気にかなりラクです。
理由の最後は、
実はそんなに雨ばかりではない、ということ。
梅雨というとイメージとしてひたすらひたすら雨の日々という感じですが、それはあくまでもイメージであり。
たとえば今年の関東はすでに梅雨入りしてますが、この一週間を切り取ってみると、夜間に雨が降ることはあっても昼間は曇りで降られずに済んだり、たまに爽やかな晴れの日だったり。
梅雨のあいだずっとジトジトと雨が降り続いているわけではないのです。
そりゃあたまには一週間ずっと雨…なんてこともありますけどね、たまにです。
こうやって考えると梅雨の季節っていうほど悪くないなって思えてきます。
悪い点と言えば、洗濯物が乾かない、湿気がたまる、ということでしょうか。
その点はたしかに困るので、晴れたらまとめて洗濯したり、室内ではサーキュレーターを回して湿気対策したりの工夫が必要になってきます。
でも梅雨明け後にやってくる激しい蒸し暑さの夏よりはよほど快適な日々かと…
ですから梅雨入りして憂鬱に感じるのは勿体ないです。
じつはそれなりに快適な時期なので楽しみたいものです。
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