継続ができない・・・ほんの少しの努力で克服できる方法

若いころは三日坊主で何をしても続かない私でした。

その当時の私にとって、「継続は力なり」という言葉は、ある意味、憧れでもありました。

でも今は色々なことが継続できるようになっています。

継続することが特に苦ではなくなっています。

これって以前と何が変わったのだろうと、理由と思われるものをちょっと洗い出してみました。

目次

なぜ継続できるようになったのか?

たとえばあるコトについて勉強するとか、身体の健康のためにエクササイズするとか、そういったことには地道で継続的な努力が必要です。

毎日少しずつ打ち込んだり、毎週末にまとめて時間を作って打ち込んだり。

以前の私はそういった継続がなかなかできなかった。私にとって難易度が高かったのです。

でも今は難易度が以前よりもずっと低い。

特に頑張ったり工夫したりした結果として物事が継続できるようになったというわけではなく、自分にとっては「いつのまにか」できるようになったのです。

そこで以前(20代)の自分と、今の自分の違いをまとめてみたいと思います。

一人で過ごす自由時間が増えた

若いころの私と比べて、今の私の違いといえばまず自由時間について。

20代の時期、もちろん自由な時間は多くありました。まだ結婚もしていなかったですし。

そして今も自由な時間は多くあります。もう子供も巣立ちました。

単純に自由時間の量という意味では、20代と今とでは同じぐらいかもしれません。

しかし異なる点があります。

20代当時はその自由な時間で、人と過ごす時間が圧倒的に多かったのです。

常に人との交流にその自由時間を費していました。

そのため、一人の時間というのが結構少なかったということになります。

でも継続するようなことって、自分と向き合って、そして一人で打ち込むことが基本です。

当時はわずかな一人時間の枠の中で、勉強やエクササイズをしようとするので難易度が高かったのかもしれません。

一方で、今は多くの一人で過ごす自由時間があります。

多くの一人時間の枠があれば、仮に今は勉強する気分ではなかったとしても、数時間後にその気分になることもあります。そうしたら今は別のことを済ませてしまい、数時間後に勉強をすればよいのです。

要するに多くの一人時間があれば、気分に合わせて柔軟に時間を組み立てることができるので、結果的にやろうときめた期間内のどこかでやるべきことが実施できてしまう、という感じです。

その気分になったときにやるので、努力もそれほど必要としません。

20代のころは、とにかく人と遊んで常に体力的にも疲れていたし、そうするとわずかな一人時間に無理して努力を要するようなことをあてがうのは難しいですね。

だから後回しになり、そしてやらなくなり・・・といった具合でした。

自己肯定感が高くなった

意外かもしれませんが、20代の若かったころよりも50代になった今のほうが自己肯定感が高いです。

もちろん50代の今は、若さが失われ先々も見えてきます。

それでも今までの人生を振り返るとある程度は頑張ってきたなと思えるので(人並みではあるけれど)、それが自分なりの自己肯定につながっているようです。

自己肯定感が高いと物事を継続しやすいです。

一般的に考えて、自己肯定感が高いと自分ならできると信じられる自己効力感も比例して高くなるからです。

物事を継続することで何かを達成できると自己肯定感や自己効力感が高くなり、そうするとその次にまた継続して何かを達成しやすくなってまた自己肯定感や効力感がUPする、という良きループに入れます。

そして仮にあるとき継続に失敗するようなことが起きても、自己肯定感が高いとそんなことは些細なことであって別のことでまた努力すればよいという前向きな思考になることができ、新しい努力を始めることが出来ます。

一方で、20代の頃の私は自己肯定感は低かったです。

だから人と接する時間ばかり作ってワイワイしていたともいえます。

一人になると孤独感を感じて淋しくなってしまっていたものでした。

それって自己肯定感が低いのが理由の一つだったと思います。

沢山の友達とワイワイして、友達が私の存在を受け入れてくれることで自己肯定しようと思っていたのだと思います。

そんな状態だったので、何かを継続しようとしてそれが失敗したりすると自分に自信がなくなり、さらに継続ができなくなるという負のループでした。

To Doをリスト化するようになった

若い頃と違い、現在は一日の中でやるべきことをリスト化しています。

やりたいこと、やらなければならないことをリストにして、終わったタスクは消していくと、消すのが楽しくてどんどんはかどったりします。

やらなければならないのにちょっと気が乗らないなと思っていても、リストを見ると「よし、早く消すためにちょっとやってみるか」という気になったりもします。

ですから、リスト化するのも私にとっては継続できることに大きな効果があることだと実感しています。

リスト化についての詳しくは、下記のページも参考にしてください。

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まとめ

以上、私が継続できるようになった3つ理由を挙げてみました。

この中でもまず一番重要なのは、最初にあげた「一人で過ごす自由時間を増やす」ということかも。

それによって継続が習慣になれば自己肯定感もUPし、より継続がしやすい体質になると思うのです。

家族がいたり、人との交流が好きな人にとっては一人の時間を確保することはなかなかむずかしいことかもしれませんが、努力して工夫してみるのもよいかもです。

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